野球狂の詩動画  懐かしい動画

野球狂の詩(やきゅうきょうのうた)は1972年〜76年に[少年マガジン]に掲載されていた水島新司の野球漫画。1997年にミスターマガジンで『野球狂の詩平成編』として復活、廃刊後は[[コミックモーニング]]に移籍、『野球狂の詩2000』、『新・野球狂の詩』として掲載されていた。

1977年に木之内みどり主演で映画化。1977年にアニメ化され、『北の狼南の虎』が1979年に映画として公開された。
=テレビアニメとしては毎月1回、一話1時間枠で放映された。
*放送期間 1977年から1979年放映。全25話。

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=野球狂の詩=の作品の特徴==

等身大の野球人の姿を描くことで野球人間ドラマを成立させる。、岩田鉄五郎が80歳を越えて投げ続けている等はかなり例外的でやり過ぎだが。・・・・

それぞれ1話完結の短編として読むのが正しいだろう。なぜなら、岩田鉄五郎以下の魅力的なキャラクターを使った連作へとかたちを変えていく中で選手の入団年や年齢の序列、メッツは何回優勝しているなどの矛盾が出てきているからだ。

女形のプロ野球選手(「スラッガー藤娘」)とか「よっぱらい投手」など描いていく中レギュラー選手の数がふえていくことになる。全編を通じての主人公である岩田鉄五郎は「よれよれ18番」以降も「脅迫3ラン」、「鉄五郎のバラード」、「メッツ本線」、「ズタズタ18番」と繰り返し主役としての作品が描かれている。

里中満智子との合作となる無骨な男と彼を慕う女の恋愛を絡めて描いた「ウォッス10番」「ガッツ10番」「スラッガー10番」の10番3部作。捨てられた双子が数奇な運命の糸に操られ野球の舞台で対決する「北の狼・南の虎」。
その他に秀作としては「コンピューター審判」、「狼の恋」、「バットファーザー」、「メッツ買います」、「あて馬」、「一本バット土俵入り」、「熱球白虎隊」などが挙げられる。

史上初の女性投手水原勇気。いわゆる「勇気シリーズ」は、・・・勝負にまけることが人生=野球の終わりではない・・・との教訓、メッセージを残した。対決に敗れても、水原勇気が明るく「私、野球大好き!」と叫ぶことで野球の楽しさ、面白さを「詩う」ことで締めくくられている。
水島新司のやさしい人柄が現れている。勝負より人生を楽しむこと、野球を楽しむ事の方が素敵なのだ。との教訓、メッセージなのだろう

==野球狂の詩のテレビアニメ==

毎月1回、一話1時間枠で放映された。
*放送期間 1977年から1979年放映。全25話。



==野球狂の詩の映画==
===実写版===
1977年3月19日ににっかつ系で公開。監督は[[加藤彰]]。
併映はシリーズ3作目になる「[[嗚呼!!花の応援団 ]]男涙の親衛隊」(監督=[[曽根中生]])。
====キャスト====
*水原勇気 - 木之内みどり
*帯刀守 -[高岡健二]
*岩田鉄五郎 - [小池朝雄]
*五利一平 -[桑山正一]
*岩田清志  [五條博]
*松川オーナー - [藤岡重慶]
*尻間専太郎 - [谷啓]
*水原勝利 - [犬塚弘]
       [野村克也]

野球狂の詩
== 東京メッツ関する事 ==


東京メッツの親会社は「メッツ食品」である。後、メッツは『野球狂の詩外伝』において甚久寿の父親が社長の野呂建設に買収された。

== 本拠地 ==
国分寺球場(東京メッツ時代)は東京都国分寺市にあるとされる架空の野球場。神宮球場をモデルにしたとされ、実写版の映画でも神宮球場で撮影が行われたことがある。また、漫画の国分寺球場も神宮球場によく似ている。

== 野球狂の詩の主な選手・球団関係者 ==
110五利一平(ごり いっぺい)
:メッツ監督.、現役時代は捕手

投手・・・・・・・

18・岩田鉄五郎(いわた てつごろう)
:200勝しての400敗は自己最多が15勝の投手の気の遠くなるような現役投手としての勲章である。左投左打、現在は兼任の監督として80歳を越えて投げ続ける鉄人。。
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14・火浦 健(ひうら けん)
右投。74年20勝を挙げ最多勝利と新人王獲得しメッツの優勝に貢献。翌75年も連続の20勝で最多勝利。
:入団から6年連続20勝の153勝挙げた右の下手投手。背番号21。鉄五郎の娘塁子と結婚し婿養子で岩田武司の父である。引退後は仕事でアメリカへ移住。

1.・水原勇気(みずはら ゆうき)
:75年ドラフト1位、女性初のプロ野球選手。背番号1。ドリームボールの「唯一球」で谷沢、田淵、若松、衣笠という76年当時の強打者たちをしとめた。

;1・20日下部了(くさかべ りょう)
:新潟西高から早稲田大学を経て74年ドラフト1位でメッツに入団した投手、右投右打。背番号1、のち水原勇気に譲って20。富樫の同級生で対照的な日のあたる道を歩いた生まれながらのスター選手。

17・;日の本盛(ひのもとさかり)
:投手、右投右打、背番号17。野球より酒が好きな男。様々な小細工で試合中に酒を飲もうとする。酒なしならエース級の実力を秘めた投手。

19;立花薫(たちばな かおる)
:15歳の最年少、下手投げ投手。背番号19。20時になると家に帰り家族と食事する家訓のため完投できない。

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;捕手・・・・・・・・・・

;69・虎谷虎ノ介(とらたに とらのすけ)
:痔疾の捕手。主演作『ガニマタ』においては35歳の4番打者。右投右打 73年、勝った方が優勝の試合で阪神江夏から代打サヨナラ優勝ホームランを打つ。

22・ 帯刀守(たてわき まもる)
:75年水原に次ぐドラフト2位で入団した強肩強打の捕手。虎谷に変わりレギュラー獲得。『ストッパー』などでは5番を打っていたことから打撃でも非凡であったと思われる。

30・武藤兵吉(むとう へいきち)
:軍曹の仇名を持つ捕手。ドリームボールは彼の夢から生まれたが、広島東洋カープへ移籍。ドリームボール打倒に野球人生を賭けて挑む。右投げ右打ち。背番号30。カープでは77。

  野手・・・・

29.;国立玉一郎(くにたち たまいちろう)サード
:スラッガー藤娘と呼ばれる強打名守の三塁手。右投右打、背番号29。右投右打。歌舞伎の名門国立屋の七代目、女形役者。打撃もさることながら蝶が舞いハチが刺すと言われる優美な守備も超一流。74年にはホームラン王を獲得。


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11・千藤光(せんどう ひかる)
:ノーヒットノーラン2回、決勝戦を完全試合で江川一校を甲子園優勝に導き72年メッツにドラフト1位で入団した派手なパフォーマンスの「ショーマン投手」。のち遊撃手に転向。右投右打。登場当初は長髪であったが,実は禿を隠すためのカツラ。カツラ発覚後は,スキンヘッドへ。
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3・島小太郎(しま こたろう)
:プロ入りからあて馬として貢献の時を経て33歳でレギュラーになった二塁手。

03;甚久寿(じんくす)
:本名は野呂甚久寿。外野手、両投両打、背番号03。彼の「ジンクス」は最早、超能力か預言の域で五利監督らメッツナインの命を飛行機事故から救った。水原の助力を得て79年、7年目にしてヤクルト安田から初ホームランを打つ。実は78年末にメッツを買収した大日本建設の御曹司である。
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;55・金太郎(きんたろう)ファースト
:乞食打者。一塁手、右投右打、背番号1、のちに55。アパッチの投手、北大路の幼馴染。怪力のスラッガー。

;丘知将(おか ともまさ)
77・:恐怖のTO砲の背の低い方。外野手。右投右打、背番号10から77。73年ドラフト2位で入団。出来高給選手。

;16・唐部大樹(とうべ たいき)
:恐怖のTO砲の背の高い方。外野手。左投左打、。73年ドラフト1位で入団。出来高給選手。

;10・富樫平八郎(とがし へいはちろう)
:新潟西高校で、日下部の影に隠れ高校時代1球しか投げる機会がなかったが、3位指名でメッツに入団した投手、右投右打。4年間の下積みを経て初勝利挙げるも腱鞘炎で投手を断念、努力の末打者に転向した逆境に強い代打の切り札。


;90・権田権介(ごんだ ごんすけ)
:選球眼の良さを見込んで五利が獲得した。のちにマネージャーに。

0・;北海安吉(ほっかい やすきち)
右打ち。あばしり安。国立以上のスラッガーらしい。
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;30・長島太郎(ながしま たろう)
:巨人・長島茂雄の熱狂的ファンである三塁手。右投右打。背番号30。
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高円寺三郎(こうえんじ さぶろう)
:足の遅さ故野球を断念、相撲取りに。右打。192Cmの巨漢。
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50・芦田哲(あしだ てつ)
メッツへ移籍してきたベテラン。右投右打。国分寺球場を知り尽くしたプロ。
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8・浦島大吉(うらしま だいきち)
:背番号8、右投左打。サギ師、貴重な左の代打。悪球打ち
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80・大田原明(おおたわら あきら)
:太平洋クラブライオンズを自由契約になったベテラン外野手。
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4・ジョン・カスター
:元大リーガーの50歳で鉄五郎と同年齢。右投右打、外野手。

;50・サバ
:アフリカ出身。高い知能と奇跡の足を持つ盗塁成功率100%の代走専門。
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小仏善兵衛(こぼとけ ぜんべえ)
:東京メッツの2軍監督。76年には五利の代わり1軍代理監督も務めた。のちに東京ボッツの監督に就任。背番号119。
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大山(おおやま)
:東京メッツのオーナー。

;尻間専太郎(しりま せんたろう)
:東京メッツのスカウト。

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野球狂の詩
==他球団のライバル・外部の関係者==

;力道玄馬(りきどう げんば)
:不気味な応援歌とともに登場する阪神のメッツキラーの投手。

;王島大介(おうしま だいすけ)
:阪神の一塁手。人呼んで南の虎。火浦健の双子の弟。背番号10番。ミスタータイガースと呼ばれ引退後コーチ、99年に現役復帰。

;海王神人(かいおう かみと)
:大洋の外野手、右投右打、背番号0。本塁打連発、神がかり的な打撃と守備で最下位大洋の15連勝に貢献。

;沢村慶司郎(さわむら けいじろう)
:10年にひとりと言われた75年ドラフトの目玉。法政大学出身。阪神に1位指名入団。左投左打、
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;犬神(いぬがみ)
:プロ野球連盟総裁。「野球狂の詩」世界での野球機構最高権力者。水原入団の最大の壁であったが阪神とのオープン戦での水原の力投を目にして野球協約に追加事項を加え入団を認めた。「ドカベン」の犬神と同じく眼帯。
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