ドカベン
ドカベンは、[水島新司作の[[野球漫画]]。[[週刊少年チャンピオン]]で連載されていた。([[1972年]][[4月24日]]号-[[1981年]][[3月27日]]号)

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==主な登場人物==
===明訓高校野球部===
* [[山田太郎 (ドカベン)|山田太郎]]([[捕手]])
試合中の事故で相手選手(東郷学園の小林)を負傷させ野球を辞、転校。転校先の鷹丘中学では弱小の柔道部に入部、のちのライバルたちとめぐり合うことに。小林のケガがなおることで好きな野球へと戻る。右投左打。打っては高校通算7割5分、本塁打を連発する強打者。守っては強肩と好リードで、明訓高校を春、夏あわせて4度優勝へ導く。
* [[岩鬼正美]]([[三塁手]])
山田とは中学転入時に最初にぶつかるという少女マンガのような出会いをする。山田の妹サチ子とともに花のトリオとして考えられたキャラ。最初期はどもる喋りが特徴であったが、後は直ったようだ。昔の家政婦の影響で関西弁を話す天上天下唯我独尊を絵に描いたような男。山田に関ることで柔道、野球に目覚める。(のちの設定では子供の頃から野球少年だったように描かれている・・)右投右打。山田に並ぶ強打者だがど真ん中が打てないという悪球打ち。

* [[殿馬一人]]([[二塁手]])
山田とは鷹丘中野球部からの友人。他の人間には真似のできないリズム打法は音楽の天才故の打撃といえる。右投右打。「秘打・白鳥の湖」他名曲にちなんだ「秘打」で相手を翻弄する。岩鬼とは絶妙の漫才コンビである。

* [[里中智]]([[投手]])
[[山田久志]]投手をモデルとしたアンダースローの選手。小さな身体故に怪我に苦しみ母の病気に悩む姿が女性ファンの心を掴んだ。名前は「[[野球狂の詩]]」で合作した少女漫画家'''里中'''満'''智'''子から。小さな巨人。

* [[土井垣将]]([[捕手]]、[[一塁手]])
超高校級捕手として明訓高校に入学したエリ−ト。三年の秋以後は明訓の監督を務めるが夏の甲子園で破れ、大沢監督との約束通りドラフト指名された日本ハムに入団する。

*[[微笑三太郎]]([[捕手]]、[[外野手]])
山田たちの1年次夏の甲子園終了後に横浜学院に転入のはずが手違いで明訓に転入。右投右打。強肩巧打の外野手。山田の負傷時は捕手を務め、サードも守るマルチプレーヤーである。

*[[渚圭一]]([[投手]])
自称・明訓高校のエース。山田たちの1年後輩にあたる。負けん気が強く、おぼっちゃんであるがゆえに扱いづらい存在だったが山田のおかげでチームメイトと一丸になれるようになった。

===山田太郎の家族===

* 山田サチ子
山田の9才下の妹。山田たちの1年次夏の甲子園では自称コーチとしてベンチに入り、同年の秋季大会から明訓高校応援団長を務める。岩鬼を散々馬鹿にしていたが、現在は恋人同士となる。

* じっちゃん
山田の祖父。畳屋を営む。幼少時に両親を亡くした山田兄妹の育ての親。


===ライバル===

* [[不知火守]](白新高校)
神奈川最強と呼ばれる投手で、幾度と無く明訓の前に立ちはだかるが、ついに甲子園に出場できなかった。ちなみに現在は日本ハムで活躍中。

* [[土門剛介]](横浜学院)
その名のとおりに重く速い'''剛速球'''が持ち味。

* [[犬飼小次郎]](土佐丸高校)
闘犬ブリーダーの家に育った天才左腕。その気迫は闘犬をも怯えさせる。

* [[犬飼武蔵]](土佐丸高校)
犬飼家の次男。その恵まれた体格で本塁打を量産する。

* [[影丸隼人]](クリーンハイスクール)
中学時代に柔道で山田や岩鬼と対決。その後野球へ転向する。柔道を模した'''背負い投げ投法'''を駆使する。

* [[犬神了]](土佐丸高校)
小次郎に代わる土佐丸のエース。片目は眼帯をし、奇妙な笑い声をあげる。勝つために手段を選ばない性格。

* [[中二美夫]](江川学院)
実力はあるが気弱な性格や勝ちたい一心から、また当時肩を痛めていたこともあって、山田に全打席敬遠をした投手。

* [[坂田三吉]](通天閣高校)
ピッチングも凄いが、ゴルフスウィングのようなフォームから高々と高層ビルのようにフライをあげる'''通天閣打法'''が脅威。

* [[小林真司]](東郷学園)
[[山田太郎]]と中学時代に対決した際、山田のスパイクにより失明状態となるが、手術により回復。中学最後の大会で山田(鷹丘中学)と対戦。山田は3打数2安打1本塁打と活躍するが、最後は殿馬との重盗に失敗し、小林に軍配が上がる。その後、関東大会決勝では不知火の川越中学に大敗。卒業後、海外留学へ。

==テレビアニメ==
[[1976年]][[10月6日]]〜[[1979年]][[12月26日]]に[[フジテレビ]]系列で[[アニメ]]化され、CS放送[[フジテレビ739]]でも放映された。全163話。


===主題歌===
*オープニング(テロップにのみ表記しており、実際のオープニングは「がんばれドカベン」のみ)
**がんばれドカベン([[こおろぎ'73]])
**九人のマーチ([[杉並児童合唱団]])
**青春フィーバー(コンバット・マーチ)(コロムビア・オールスターズ([[水木一郎]]、[[佐々木功|ささきいさお]]、[[堀江美都子]]、[[大杉久美子]]、[[かおりくみこ]]、こおろぎ'73))
*エンディング
**ああ青春よいつまでも(こおろぎ'73)
**きみこそみんなのアイドルだ!(こおろぎ'73・杉並児童合唱団)
**太陽の子(コロムビア・オールスターズ)

==映画作品==
*ドカベン甲子園への道(1977年、[[東映]])
*ドカベン(1977年、東映) - 実写。[[鈴木則文]]監督。橋本三智弘(山田太郎)、高品正弘 (岩鬼正美)、[[永島敏行]](長島徹)、[[川谷拓三]](殿馬一人)、[[マッハ文朱]](夏子)、[[水島新太郎]](井の頭軍司)、水島新司(徳川家康)。

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