仮面ライダー

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石森章太郎が原作の特撮ヒーローの主人公

それまでの覆面超人ものなどのヒーロー作品とは一線を画した「異形」のヒーロー像とスピーディな演出が当時の視聴者に衝撃を与えた。 敵と戦う等身大のヒーローの姿はテレビを見る子どもたちの心をしっかりと捉え、「変身ポーズ」は、以降のシリーズのみならず数多くのヒーロー番組に影響を与えた。その後も登場人物や敵組織そのものを替え、多くの仮面ライダー及びそのキャラクターをヒントにしたシリーズ番組が製作された。


仮面ライダー

<その1>
仮面ライダー本郷猛は改造人間である。
彼を改造したショッカーは世界制覇を企む悪の秘密結社である。
仮面ライダーは人間の自由の為にショッカーと戦うのだ!


<その2(15話〜)>
仮面ライダー一文字隼人は改造人間である。
彼を改造したショッカーは世界征服を企む悪の秘密結社である。
仮面ライダーは人間の自由の為にショッカーと戦うのだ!


<その3>
仮面ライダー本郷猛は改造人間である。
彼を改造したショッカーは世界征服を企む悪の秘密結社である。
仮面ライダーは人間の自由の為にショッカーと戦うのだ! (声:中江真司)

仮面ライダーV3

仮面ライダーV3風見志郎は改造人間である。
謎の秘密組織デストロンによって瀕死の重傷を負わされたが、
仮面ライダー1号・2号によって改造手術を受け、仮面ライダーV3として蘇ったのだった!

仮面ライダーX

<初期>
巨大な悪の組織GODに父と共に殺された神敬介は、瀕死の父の手によって仮面ライダーXとして蘇った。
敬介の恋人涼子はなぜGODについたのか? そして霧子とは?
謎のGOD機関を相手に戦う、仮面ライダーX!


<9話以降>
巨大な悪の組織GODに父と共に殺された神敬介は、瀕死の父の手によって仮面ライダーXとして甦った。
その使命は、世界の平和と正義を守る為、敢然と謎のGOD機関を相手に戦うのである!


仮面ライダー』は(昭和46年から昭和48年にかけて毎週土曜日19:30〜20:00に放送された(全98話)。

全仮面ライダーシリーズ中、最も長期間放送された。 石ノ森章太郎が原作を担当した。

仮面ライダー誕生まで

「仮面ライダー」の企画は、'仮面のヒーローが秘密結社と戦うという基本線はすでに決定していたが、当時流行していたスポーツ根性ものの影響が強く見られていた。主人公の名が本郷猛に決まり、当初は恩師緑川教授殺害の容疑をかけられた逃亡者という設定になっていた。また、主人公は高圧電流の事故の影響でで特異体質となり、人間以上の力を得ているという設定が加味されている。

この企画は、さらにドラマ性が高められ、ここで構想されたストーリーでは、本郷を父の仇と信じるヒロインや、本郷を追う刑事などの登場人物が配され、主人公の逃亡者としての苦悩が一段と強化された。主人公の仮面については、怒りの感情が高まると顔に感電事故による十字形の傷跡が浮かび上がり、それを隠すためにかぶっているという設定が加えられている。

次に、石森氏は自身の作品をこの企画に応用した「仮面ライダー」を提案。ここで、主人公が改造人間であるという設定が確立した。

放映開始後の展開

第9〜10話の撮影中、本郷猛役の藤岡氏が、バイク走行シーン撮影中に転倒事故をおこして、複雑骨折で全治3〜6ヶ月の重傷を負い、当然の事ながら撮影に参加する事が暫くは不可能な状況に追い込まれた(藤岡は第1話放送時は既に入院中)。

視聴率は、キー局のある関西地区では20.8%とまずまずであったが、関東地区では8.1%という厳しいものであった。

ここで番組は、既存のエピソードから流用した藤岡の映像と声優の吹き替えで本郷猛を『演じさせ』、そして変身後のライダーのシーンを増やし、さらに新キャラクター・滝和也の活躍をつなぎ合わせるなどの措置で急場をしのぐことになった。その間に、番組の方向性についての再検討と新たな主役の扱いが討議され、その結果、「本郷猛は外国のショッカー支部との戦いに赴き、その後を継ぐ新しい仮面ライダーが登場する」という形の新展開が決定。新しい仮面ライダー一文字隼人を、本郷猛よりもユーモラスで都会的なキャラクターに設定し、ヒーロー性を強化した。このような経緯によって仮面ライダー2号が登場、番組の中に複数のヒーローが存在するという新たな世界観が確立される。

1号復帰後のダブルライダーという展開は、物語世界の拡大をもたらし、その後の仮面ライダーシリーズが長期にわたり人気を保つ原因となったとも考えられる。さらにはこの『複数ヒーロー』のコンセプトはスーパー戦隊シリーズに受け継がれ新たな展開を示す。まさしく「怪我の功名」といえるだろう。

また、変身ポーズは、他の特撮ヒーローものにおいてもは定番パターンとして受け継がれ、これもまた藤岡の負傷にはじまる主役交代劇が残した思わぬ遺産「怪我の功名」といえるだろう。

この路線変更以降、初期の物語が持っていた仮面ライダーの孤独、異形という要素は影を潜めて行った。

ストーリー

優秀な科学者でオートレーサーでもある本郷 猛は、その能力を見込んだ悪の組織ショッカーに拉致され改造人間にされてしまった。しかし、脳改造によってその意思を奪われる寸前、ショッカーの協力者にされていた恩師・緑川博士の手引きで脱出に成功。緑川博士は脱出行の途中でショッカーの怪人・蜘蛛男に暗殺されるが、その遺志を継いだ猛は腰につけたベルトの風車に風のエネルギーを受けて仮面ライダーに変身、ショッカーに立ち向かう。猛は、オートレーサーとしての師・立花藤兵衛や緑川博士の娘ルリ子、FBI捜査官としてショッカーを追う滝和也らの協力を得て、ショッカーの送り出す改造人間である怪人たちを次々に倒していった。仮面ライダーに多くの怪人たちを倒されたショッカーは、ライダー打倒のためカメラマン一文字 隼人(いちもんじ はやと)を本郷と同型のバッタ型サイボーグに改造するが、一文字も脳改造前に本郷に救出され新たな仮面ライダーとなった。こうして誕生した二人の仮面ライダーは日本と海外に別れて戦い、時には共闘しながら、少年仮面ライダー隊等の協力を得てショッカーと戦っていく。

本郷猛/仮面ライダー1号・仮面ライダー新1号
1948年8月15日生まれ 城北大学の生化学研究室所属の科学者で、かつ、オートレーサーでもある。IQ600、スポーツ万能の超人的な才能をショッカーに見込まれて改造人間にされるが、脳改造寸前に脱出。自分が通常の人間ではないということに強い苦悩を抱いており、そのために仲間達と一歩距離を置いている。ベルトの風車に風圧を受けることによって、仮面ライダーに変身する。主な能力は、垂直跳び10m30cm、幅跳び15m40cmのジャンプ力(改造直後のスペック)と、そこから繰り出す強力なキック力である。この能力は、その後の訓練によって向上していった。この時期のスタイルは、後にデザインが大幅に変更された「新1号」と区別して「旧1号」と呼ばれる。第13話を最後に海外へわたり、主にヨーロッパのショッカーと戦うことになる。第40話で一時帰国した後、何度か帰国して一文字隼人と共同戦線を組んだ。この時期、1号用として新調されたスーツは、マスクの複眼がクリアレッドから真紅に変わり、色も微妙に変化したため、ファンからは2号と初共闘した場所にちなんで「桜島1号」と呼ばれることもある。しかし、細部のカラーリングは初期からも話数によって微妙に変化しており(これは改良や補修を現場で行っていたという制作上の事情)、この時点の設定では初期と同一の「旧1号」とされている。
仮面ライダー新1号 マスクの配色が明るくなり、手袋とブーツは銀色に変更。腕と脚のラインは2本になっている。また、一文字とは異なる変身ポーズと「ライダー変身!」の掛け声による能動的な変身が可能になっている。能力はジャンプ力が25m(資料によっては35m)に向上し、ライダーキックのバリエーションが増えた。また、相手を回転させて投げ飛ばすライダーきりもみシュートなど、キック技以外の必殺技も増えている。こうした技の多彩さゆえに、「技の1号」の異名を持つようになる。ヨーロッパでの戦いの中で精神的にも成長を遂げ、戦士としての苦悩を心の奥に封印して、仲間たちにも心を開きながら戦うようになった。
一文字隼人/仮面ライダー2号
14〜52話、映画「仮面ライダー対ショッカー」に登場。1949年10月10日生まれ、イギリス・ロンドン出身。外交官の子としてロンドンで育ったフリーカメラマン。六カ国語に通じ、柔道6段空手5段の腕前を持つ格闘技の達人でもある。設定では、カメラマンとしてレースを取材したのが縁で、改造前から本郷とは面識があったとされている。その能力をショッカーに見込まれ、第二の仮面ライダーとして改造されるが、脳改造前に本郷ライダーに救出されショッカーとの戦いを決意する。本郷と比べると陽気でユーモラスな性格で、仲間に対しても心を開いているように見えるが、改造人間としての苦悩やショッカーへの怒りは強い意志で内に秘めている。エネルギー源が風であることは1号ライダーと同じだが、一定の変身ポーズと「変身!」の掛け声によってベルトの風車に装備されたシャッターを開き、より能動的に変身できる。姿形は1号と同型ではあるが、頭部中央や腕と脚に一本の白いラインが入り、ベルトが赤になるなど全体的に鮮やかな配色になっている。基本的な戦闘能力は1号と同等。オートバイの腕前は元々レーサーだった本郷には及ばなかったが、立花レーシングクラブで鍛えられショッカーのオートバイ部隊とも渡り合えるほどに向上している。第52話を最後に、日本の守りを本郷と交代し南米へと旅立っていった。

最終回においてゲルショッカーに勝利した1号2号は、次作「仮面ライダーV3」においてV3を誕生させ、体内の原子爆弾で東京壊滅を目論んだデストロン怪人カメバズーカを太平洋上に運んで爆発に巻き込まれるという形で退場した。しかし彼らの生還を待ち望む声は多く、「V3」21話で海外での生存が確認された。映画「仮面ライダーV3対デストロン怪人」で再登場後は「仮面ライダーBLACK RX」までのシリーズ作品にたびたびゲスト出演した。(ただし演技者の事情により、シリーズが進むにつれて変身後の仮面ライダーのみの出演が多くなっている)

立花藤兵衛

本郷猛のオートレーサーとしての師。本郷の秘密をもっともよく知っていた人物。仮面ライダーの協力者として支援する一方、トレーナーとして戦闘訓練にも立ち会い仮面ライダーの実力を引き出した。一文字隼人や滝和也たちにも父親のように接し、ショッカーとの戦いやレース活動のリーダーとして若者たちを指導。やがて、少年仮面ライダー隊を組織するとその会長に就任。ゲルショッカーが壊滅した後も、歴代の仮面ライダーの後見人となり、仮面ライダーストロンガーまでの七人ライダーが悪の軍団を全滅させるまで、その戦いを支援し続けた。
ファンの間では「おやっさん」と呼ばれているが、これは劇中で使用された通称ではなく、本郷猛を演じた藤岡弘の癖のあるイントネーションで「親父さん」がそう聞こえることから、後年ファンの間で愛称として定着したものだと言われている。
緑川弘博士
本郷の恩師で生化学の権威。ショッカーに拉致され改造人間の研究にたずさわっていたが、組織の目的を知り反逆を決意。そのために、仮面ライダーの改造にあたって、脳改造寸前の本郷を救出した。それは、本郷を被研体に推薦したことに負い目を持ちつつも、ショッカーへの反逆についても恐怖心から迷い続けていたからか。脱出の途中で蜘蛛男に暗殺されてしまう。仮面ライダーを開発した中心人物。

緑川ルリ子

緑川博士の娘で、城北大学に通いながら立花の経営するアミーゴでアルバイトをしていた。父・緑川が暗殺された際、居合わせた本郷を犯人と誤解していたが、その誤解が解けた為、本郷の協力者となりショッカーとの戦いに貢献。本郷に想いを寄せていた節があり、13話で日本を離れた本郷の後を追ってヨーロッパへ渡った。

滝和也

11話より登場した本郷のライバルにあたるオートレーサー。その正体はショッカーを追っていたFBIの秘密捜査官。改造人間ではないがショッカーの戦闘員と互角に戦える実力があり、一文字の登場とともに本格的に仮面ライダーと共闘するようになり、ショッカーによる犯罪の捜査や公的機関とのパイプ役などの役割を担う。一方で、戦闘や仮面ライダーの訓練でもライダー1号2号のパートナー役を務めた。少年仮面ライダー隊結成後には、その隊長も務めた。

敵組織

ショッカー

敵組織ショッカーは世界征服を企む悪の秘密組織。知力体力に優れた人間を人体改造した改造人間を中心に構成され、その怪人達を正体不明の首領が操って様々な犯罪や破壊工作を行っている。

首領の所在と姿は秘密になっており、各国ショッカー基地においてシンボルである鷲のレリーフから声だけで指令を発している。

ショッカーの怪人たちは、基本的に実在の生物を人間と融合させた姿を持っており、「蜘蛛男」「キノコモルグ」などモチーフとなった生物からネーミングされている。

怪人達はおおむね脳改造を受けてショッカーに忠実な操り人形となっている。

当初、ショッカー日本支部では怪人が直接に首領の命令を受けて、配下の戦闘員とともに作戦行動を行っていた。が、仮面ライダー1号と2号によって日本での征服計画が大幅に遅れたためか組織強化が図られ、ゾル大佐が日本支部指揮官として着任した。以後、ショッカー日本支部の作戦は首領の信任を受けた大幹部が、怪人や戦闘員を指揮していくことになる。

ゾル大佐が仮面ライダー2号に敗れて戦死した後は、死神博士が着任。さらにその後任として地獄大使が着任したが、仮面ライダーに敗北していった。彼らはそれぞれの最後の戦いで怪人の姿を現した。


ゲルショッカー

ショッカー首領は、ショッカーとアフリカのテロ組織ゲルダム団の合併したゲルショッカーを新編成し、ブラック将軍に日本での指揮を任せた。その怪人コンセプトは、2種類の生物を合成したものであった。

なお、首領の素性については最後まで不明のままで、ライダーとの直接対決に至る事も無く自爆して果てた。

幹部

ゾル大佐
第26話より、ショッカー中近東支部から日本に派遣された大幹部。前身はドイツの士官。軍人らしい潔癖さが特徴。自ら変装して敵を攪乱したり、子どもを洗脳して作戦に利用するなど、謀略的な作戦を得意とする。狼男の正体を現してライダー2号と対戦するが、ライダーパンチをうけて爆死。
死神博士
第40話でスイス支部より日本に着任。前身はナチスドイツで臓器移植の研究をしていた。ヨーロッパ各地で指揮官として戦果を残す。また怪人の製造にも功績を挙げた。白のスーツに黒マントという吸血鬼のような服装で、特に障害がないにもかかわらず車椅子を愛用する。仮面ライダー1号と2号によって阻止され続け、南米支部に転任となった。その後も強力怪人を携えて来日したが、最後は怪人イカデビルに変身し、1号を追いつめたが、自らのミスによって頭部の弱点を知られ敗北した。
地獄大使
第53話で東南アジア支部から日本に着任。アメリカ出身だが数奇な人生をたどり、東南アジアで新興国家のゲリラを指揮していた時、ショッカーにスカウトされた。首領への忠誠心が異常に強い。エジプトのファラオの仮面をモチーフにした特異なコスチュームをまとっている。大規模基地の建設や全国規模のテロなど大がかりな作戦を得意とし、数多くの作戦を指揮した。感情の起伏が激しく、そのためか、作戦の詰が甘くなりがちな面があった。ゲルショッカーの台頭によって、自らの大幹部としての立場が危うくなり、ショッカーを裏切ったふりをして仮面ライダーに近づく捨て身の作戦に出たのだが、最後は怪人ガラガランダに変身して1号ライダーに敗れ、爆死した。
ブラック将軍
第80話でゲルショッカー結成とともに日本支部指揮官として着任。前身は帝政ロシアの将軍で、ロシア革命の際に脱出しアフリカの奥地で密教集団ゲルダム団を組織しながら生きながらえていた。近世ヨーロッパ風の軍服と兜を着用していた。ゲルショッカー結成時にショッカー構成員を虐殺して、その残忍さを見せつけた。大規模作戦を数々実行する。最後は怪人ヒルカメレオンに変身し、自らライダー1号2号と戦い、爆死した。

※上記の大幹部の設定は劇中ではあまり描かれず、書籍等の推測によるもの。

戦闘員

ショッカー時代


ゲルショッカー時代


作詞:田中守(平山亨) 作曲・編曲:菊池俊輔 歌:初期 藤岡弘    子門真人

仮面ライダースナック


出演
本郷猛 藤岡弘
一文字隼人 佐々木剛
立花藤兵衛 小林昭二
滝和也 千葉治郎)
ショッカー首領 (声:納谷悟郎)
ゾル大佐 (宮口二朗)
死神博士 (天本英世)
地獄大使 (潮健児)
ブラック将軍 (丹羽又三郎)
ナレーター 中江真司

スタッフ
原作 石ノ森章太郎

音楽 菊池俊輔


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快傑ズバットは早川健 という人間が痛快な活躍をみせるヒーロー作品です。宮内洋のキャラクターを十二分に引き出し「ズバット参上!ズバッと快傑!人呼んでさすらいのヒーロー・快傑ズバット」、「日本じゃあ二番目だ!」というセリフはとても印象に残るもので、キザ過ぎるようですが、子供にはウケが良かったようです。
久しぶりに再会した親友・飛鳥五郎が何者かに殺され、その復讐のために戦うのが始まりですが、早川健。
早川は飛鳥の研究を「ズバットスーツ」「ズバットカー」として完成させると、飛鳥殺しの犯人を探す旅に出たのです。

1977/ 2/ 2〜1977/ 9/28放送 全32話
東京12チャンネル系 毎週水曜日 19:00〜19:30

http://www.gem.hi-ho.ne.jp/master-a-ja/ztop.htm


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